2020年07月02日

幸せって、これではないかな

米国で53年間連れ添った夫婦が新型コロナウイルスに感染し、テキサス州の病院で互いの手を取りながら、同じ日に息を引き取った。
幸せって、これではないかな



映像:息子が語る 夫婦の最期の様子
ベティー・タープリーさん(80)と夫のカーティスさん(79)はイリノイ州の同じ高校の出身で、カリフォルニア州で恋に落ち、結婚して2人の子どもを育て上げた。2人とも6月18日に、テキサス州の病院で亡くなった。最期の瞬間は隣同士のベッドで、手をつないで一緒に過ごした。
息子のティムさん(52)によると、母のベティーさんは具合が悪い日が何日か続いたために病院を受診し、新型コロナウイルス感染症と診断された。ベティーさんが入院したのは6月9日。続いて夫のカーティスさんが11日に入院した。
カーティスさんは集中治療室に入院していたものの、具合は悪くなさそうに見えたという。看護師が車いすでベティーさんの病棟に連れて行き、夫婦で一緒に過ごすこともできていた。しかしベティーさんの容体は悪化していった。やがてベティーさんは息子のティムさんと娘のトリシアさんに、自分は「行く準備ができている」と告げたという。ティムさんは、「僕にはまだ、見てもらいたいことがたくさんある。まだだめだよ」と叫び返した。
残された時間はあまり長くないと医師から告げられたティムさんが、カーティスさんに電話でベティーさんの容体を知らせると、間もなくカーティスさんの酸素濃度が急低下した。あまりに急だったため、ティムさんとトリシアさんは父の最期に間に合わなかった。
「父が闘っていたのは、そうすべきだと思っていたからだと思う。でも妻が助からないと分かると、それを受け入れた」とティムさんは振り返る。
夫婦が最期の時を一緒に過ごせるよう、手配してくれたのは看護師だった。2人とも緩和ケアを受けていて、苦痛を和らげるために大量の医薬品を投与されていた。ICUの看護師、ブレイク・スローンさんは言う。「一番いいのは一緒に過ごしてもらうことだと感じた」「そこでそれが可能かどうかを問い合わせ、実現しようとした」。
ベティーさんはICUに移され、夫の隣のベッドに寝かされた。看護師から妻が隣にいることを告げられたカーティスさんは、ベティーさんの方を向こうとしたが、あまりに衰弱しすぎていた。
この時のカーティスさんの様子についてスローンさんは、「目を開いて、眉を上げた。私たちが言ったことを分かってくれ、妻が隣にいることも知っていた」と振り返る。
看護師が、ベティーさんの手をカーティスさんの腕の上に置いた。「お互いに相手のことをよく知っていたから、言葉がなくても通じ合えていたと思う」とスローンさんは語る。
ベティーさんはそれから約20分後に息を引き取り、カーティスさんはおよそ45分後に亡くなった。
息子のティムさんによると、ベティーさんとカーティスさんは3月以来、ほぼ閉じこもって生活していたといい、どこで感染したのかは分からない。ティムさん自身も2人から感染したために、隔離を強いられていたという。
来年には家族や友人が集まって、ベティーさんとカーティスさんの生涯をしのぶ会を開きたいとティムさんは話している。


畜生、コロナウィルスをばら撒いた○国!こんな純真な方々を殺すなんて!!!

博多はつ花web担当



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