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2025年02月07日

下水道管の硫酸による腐食は以前より懸案事項である

埼玉県八潮市の道路陥没事故については、昔から指摘のある下水道管の腐食を軽視して来た怠慢の結果である。





下水道管の寿命が50年と言っているのは、コンクリート構造物の一般的な寿命であり、下水道管の寿命である、腐食メカニズムを考慮していない。

腐食メカニズムは以下である。

下水には、硫酸ナトリウムなどのアルカリ金属と硫酸イオンによる塩が含まれている。これらの塩は自然界にも、工業排水などにも含まれており、取り除くことは不可能に近い。しかし、アルカリ金属イオンと硫酸イオンの混合物は、例えば、水酸化ナトリウムと硫酸との混合物と同じであり、ほぼ中性で、コンクリートを溶かす能力が弱い。
ところが、下水管路内の底部において、汚水の水質やスラッジ物の堆積状況により、下水中に生息する嫌気性硫酸塩還元バクテリアが有機物を用いて硫酸イオンの還元を始める。

還元された硫酸イオンは、硫化水素と水に分離される。硫化水素の一部はガスとして、管内の気相部に移動し、気相部に生息する好気性チオバチルス菌等により、酸化される。
酸化された硫化水素は、硫酸となる。これにより、下水道管の下部水流部は取り残されたナトリウムイオンなどにより、アルカリ性に、上部気相部は賛成となる。

下水道の上部に付着した硫酸により、下水道管は、溶解される。そのため、コンクリートの通常の寿命よりも、下水道管は極めて短い寿命となる。

下水道管の寿命は、以上のような環境のため、極めて短いことを念頭に置こう。

さて、以上を踏まえ、今後は、下水道管は、その内部をコーティングすべきである。一番良いのは、ガラスコーティングであるが、塗料でもましである。
さらにすべきは、下水道管内の空気、特に硫化水素を含んだ空気を排出する機構が欲しい。


リリーコンシェルジュ株式会社のボランティア修理担当が社長のブログをお借りして、発言させていただきました。

美食料理愛好家 はつ花 向田ゆかり
接待用高級食材の博多 はつ花 の商品はちょっと高級な、無農薬、無人工甘味料、無添加物を食材に使っています。


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