福岡地下鉄1日乗車券がクレジットのタッチ決済
福岡市は30日、市地下鉄全線の運賃支払いに導入しているクレジットカードの「タッチ決済」について、1日乗車券の料金と同じ640円で乗り放題になる新たなサービスを7日から始めると発表した。同様のサービスを鉄道料金で実施するのは全国初という。
タッチ決済は、駅の専用読み取り機にクレジットカードをかざすだけで乗降できる。対応するカードのブランドはVISA、JCB、American Express――など6社。
駅で切符を購入したり交通系ICカードに事前チャージしたりする必要がなく、インバウンド(訪日外国人客)に対しても利便性が高まる。
新たなサービスは、
タッチ決済で1日何度乗っても、640円が上限額となる。
高島宗一郎市長は記者会見で「狙いはライフスタイルによって選択肢をつくること。たくさん乗る日はこのサービスを使えばメリットになるが、(地下鉄を)毎日使う人はよりお得な定期券を使ってもらえたらいい。
切符売り場の混雑緩和も期待できる」と語った。
市は2022年5月末から、市地下鉄の天神や博多など空港線と箱崎線の一部の駅でタッチ決済を活用した実証実験を開始。七隈線・天神南-博多間の延伸開業に合わせ、23年3月27日から全36駅に拡大した。利用は22年5月~23年3月の1日平均約430件から同4~6月は同平均約3300件となり、7倍以上に増加した。実証実験は24年3月末までとし、今後も検証を進める。
リリーコンシェルジュ株式会社のボランティア修理担当が社長のブログをお借りして、発言させていただきました。
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