月が静止衛星になる

リリー

2018年08月25日 04:00

​​​子供のころ、月はなぜ、一面しか見せないのか、疑問であった。
しかし、大きくなって、それが​潮の満ち引きが原因​であることが分かった。

すなわち、月が生まれたころ、月の地面の上に、液体もしくは、重い気体があった。その液体(多分、水だろうとは思っていた)はいつも地球に引っ張られており、海で言うところの大潮状態である。その昔、月は回転していたので、大潮は、回転方向に引っ張られているが、同時に大潮は地球に引っ張られているので、大潮の下で月が回り、ここで摩擦が常に起こっていた。そして、月の回転は、徐々に遅くなり、最後に月は回転と自転が同じとなり、地球に対して一面しか見せなくなった。

今回、月の極部分の地下に氷が見つかった。その氷は、大昔、月に水があった証拠である。なお、月にあった水は蒸発し、地球に届いたのは言うまでもない。だから、地球は水球である。

地球にはまだ大潮がある。長い年月の末、地球は月に対して、回転が止まり(月の公転と地球の自転が等しくなり)、地球上で、月を見ることのできる地域が限定されるようになる。月が静止衛星になるのだ。

スーパー高校生には、この月が静止衛星になる時間を計算させる​問題​が出ている。
美食 はつ花 web担当

弊社の商品は無農薬、無人工甘味料、無添加物です。
完全予約制高級仕出し弁当専門店


​​​

関連記事