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リリー

2017年09月05日 18:43

Androidアプリがあなたのパケットを使ってDDoS攻撃の踏み台にされている。

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Googleは先日、Google Playストアから300近いAndroidアプリを削除することを余儀なくされた。それらのアプリがDDoS(Distributed Denial of Service)攻撃の踏み台にされていたことが判明したためだ。この攻撃についてスロバキアのセキュリティ企業ESETが8月31日(現地時間)、公式ブログで詳細を解説した。

感染したアプリを無料だからと不用意にインストールしたアンドロイドスマホは「WireX」と呼ばれるボットネットに組み込まれ、DDoS攻撃の踏み台にされる。Googleが問題のアプリを削除するまでに、感染スマホは7万台近くに達していた可能性がある。

 Googleはこの攻撃の発生を認識した後、直ちにこれらのアプリを削除した。Googleの広報担当者は「私たちはこの問題に関連している約300のアプリを特定し、Playストアから削除した。併せて、影響のある全てのデバイスからそれらを除去するプロセスを進めている。私たちは研究者の知見と分析を組み合わせ、Androidユーザーの保護を一層強化している」と述べた。

 ESETの脅威検出エンジニアであるルーカス・ステファンコ氏は、2017年8月初めにこれらのアプリの問題を突き止めて、技術的な詳細を公表した。「私たちは、これらのアプリが『Android/HiddenApp』や『Android/Clickerand』というウイルスを拡散していることを発見した。ESETはこの脅威の存在と、その解消方法を最も早く公表した企業の1つだ」(ステファンコ氏)

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博多 はつ花 


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