烏賊は透きとおっているうちに食べなさい

リリー

2019年12月23日 07:14

「烏賊は透きとおっているうちに食べなさい。」と言われ、驚いた。とは、夫が、博多で初めて活き烏賊をごちそうになった時のエピソードです。
関東出身の夫は、それまで、すでに白くなった烏賊しか食したことがないと言います。そして、夫の東京の友人たちは皆、「え、透きとおっている烏賊っているの?」と、この話に愕然としてくれます。
烏賊にはいろいろな種類があって、それぞれ旬が違うので、一年中、「旬の烏賊」を手に入れることができます。
初夏から夏にかけては、烏賊の王様、アオリイカの旬です。そこで今回と次回は、我が家のアオリイカの食べ方をご紹介します。
生簀のない家庭では、透明な烏賊刺身は無理とあきらめて、買って来た烏賊を私はそのまま、魚屋さんのラップのまま、一旦冷凍庫にしまいます。半解凍の烏賊は、下処理が驚くほど楽になるからです。するすると皮がむけ、墨袋や肝も壊さずに取り出せます。
下処理が出来たら、まずはお刺身です。
アオリイカは身が厚いので、食べやすくするために、1ミリ幅の細かい隠し包丁を入れます。次にそれを裏返して、表の隠し包丁とクロスするようにやはり1ミリ幅の隠し包丁を入れます。それを3~4センチのキューブにカットしてお皿に盛り付けるのが我が家流です。烏賊の身に縦横の細かい隠し包丁を入れることで、口の中でほどけるような食感が楽しく、甘みも増して、「烏賊ってこんなにおいしかったっけ」と思うことを保証します。
九州の甘い醤油と山葵でお召し上がりください。

「辛口リリーのこれ、おいしい!」は、新聞のコラムに掲載された記事をブログとしてアップしたものです。
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美食料理愛好家 はつ花 古田ゆかり

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