赤外線天体望遠鏡「せいめい」が完成

リリー

2018年08月22日 08:54

京都大学が岡山県浅口市で建設を進めていた赤外線天体望遠鏡「せいめい」が完成、8月17日に公開が行われた。「せいめい」は平安時代の陰陽師である安倍晴明にちなんだもの。近隣に安倍晴明が天体観測をしたと言われている阿部山があることからこのように名付けられた。主鏡の大きさは直径3.8mで、日本最大の天体望遠鏡となる。望遠鏡の心臓部となる鏡は18枚の扇形の鏡が組み合わされていて、刀鍛冶で知られる岐阜県関市にベンチャー企業を設立して、地場の加工技術を生かしました。
また、鏡を載せる台座も複雑な計算に基づいてパイプを格子状に組むことで、軽いのにゆがまない構造を作り上げました。
こうした工夫で建設費は約15億円と、同規模の望遠鏡の3分の1程度に抑えることに成功しました。資金は国の予算だけでは足りず、一部、賛同者からの寄付でまかなったということです。

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