2016年11月04日
超電導船「ヤマト1」解体
超電導船「ヤマト1」が解体される!
スクリューがない世界初の超電導電磁推進船「ヤマト1」(全長30メートル)は、三菱重工業神戸造船所で建造。船底の超電導磁石で強力な磁場を発生させ、海水を後方に押し出して航行することに1992年、世界で初めて成功した。
しかし、実用化に至らず、実験後は市が所有し、96、97年から展示。しかし、老朽化が進み、市は「当時の造船技術を伝える一定の役割を終えた」と判断。技術の流出を防ぐため、解体することにした。
超電導船「ヤマト1」は、強力な磁場中で、電気を流し、
からなるローレンツ力で動く船である。
しかし、電流値を上げようと、電圧を上げると、水の電気分解が起こり、電流として、流せないという致命的な問題点があった。
電気分解が起こらなければ、すごい速さが出たのでは?
しかし、実機を作るまで電気分解が起こると考えていないという抜けがあったことが驚きだ。
はつ花
web 担当
スクリューがない世界初の超電導電磁推進船「ヤマト1」(全長30メートル)は、三菱重工業神戸造船所で建造。船底の超電導磁石で強力な磁場を発生させ、海水を後方に押し出して航行することに1992年、世界で初めて成功した。
しかし、実用化に至らず、実験後は市が所有し、96、97年から展示。しかし、老朽化が進み、市は「当時の造船技術を伝える一定の役割を終えた」と判断。技術の流出を防ぐため、解体することにした。
超電導船「ヤマト1」は、強力な磁場中で、電気を流し、
F=IxB
からなるローレンツ力で動く船である。
しかし、電流値を上げようと、電圧を上げると、水の電気分解が起こり、電流として、流せないという致命的な問題点があった。
電気分解が起こらなければ、すごい速さが出たのでは?
しかし、実機を作るまで電気分解が起こると考えていないという抜けがあったことが驚きだ。
はつ花
web 担当
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