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2018年02月20日

市川海老蔵特別公演『源氏物語』

市川海老蔵特別公演『源氏物語』

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博多弁当 はつ花
博多区神屋町2-26



市川海老蔵特別講演『源氏物語』第二章〜朧月夜より須磨・明石まで〜

2018年4月3日から6日まで博多座にて、市川海老蔵特別公演 『源氏物語』第二章~朧月夜より須磨・明石まで~が上演される。2015年3月春に全国公演で7万3千人を動員した『源氏物語』の続編。昨年10月に東京で行われた製作発表の様子をレポートする。前回公演の第一章では、最後に光源氏が須磨へ向かおうとするところで幕となったのを受け、第二章としてつくられる今回の『源氏物語』 は、須磨・明石が舞台。続編とはいえ、初めてご覧になる方にも分かる作品を目指し、前半は朧月夜と光源氏の恋をオペラと歌舞伎で、後半は能と歌舞伎のコラボレーションを軸とした舞台を届ける。さらには、日本舞踊、生け花も加わり、日本文化が詰まった作品となる。

海老蔵は、「前回の第一章は、お能、オペラの方々の力が抜群に素晴らしく、それが第二章に繋がったと思っています。時代の多様性に対して歌舞伎として色々取り入れられることを、今回は予算をかけてやろうと思っています」 といい、コラボレーションの手応えを感じている様子。そして、「歌舞伎は往々にしてそういう演出方法を多用してきた芸術文化です。人の心や吐露を歌で表現することによって、お客様が様々に想像することが出来ます。演者の気持ちを十分飲み込んだ上で、周りの素晴らしい音楽の方々が奏でるという世界観の芸術性に魅力を感じています」とその意図を語った。

具体的な内容については、「光の君(光源氏)を演じるのは歌舞伎俳優の市川海老蔵ですが、その周りでさまざまなドラマが起こります。朧月夜や須磨・明石など、場面が転換していくうえで、大きな役どころが多々ございますので、オペラの方には義太夫のような役割で表現して頂きます。お能の方々には、その独自の表現方法のなかで、前回は六条の御息所を表現して頂き、非常に格式のあるものに変わりました。お能は約六百年、歌舞伎は約四百年、オペラも約四百年、華道は約五百年の歴史がございます。その大きな歴史が重なったものをみなさんでコラボレーションしながら作っていく形で挑みます」と話した。

海老蔵が演じる光源氏は、華やかで艶やかながらも“心の闇”を表現し、新たな視点で描く。この“心の闇”について、「『源氏物語』を歌舞伎役者でつとめているのは成田屋だけで、11代目市川團十郎の祖父、12代目市川團十郎の父、市川海老蔵の私とやらせて頂きました。私は環境に恵まれてとても若くして演じさせて頂き、約35年携わっています。そのなかで、私なりの解釈で紫式部が表現していることとは何だろうかと考えると、光の君は類希なる美貌に生まれ、誰よりも秀でた才能を持っていて、女性達からもすごく愛されながら、父の妻である義理の母に恋をするという最大の苦しさを生涯背負ったまま生き続けるという何とも欠落した部分があります。その完璧な人間に欠落したものがあるというエクスタシーや色気が、人をより惹き付けるというところまで 描きたかったのではないのかと。外身は光だけれど、必ず中身には闇がある。長く勤めさせていただくうちに、ようやく自分が何かを表現するというお役目を頂戴する年齢に差し掛かり、少し闇の部分を表現することによって、光の君の“光”の部分がより見えるのではないかと思い、それをお客様にも感じて頂きたいと思っています」と説明した。

第二章ならではの見どころについては、「須磨・明石は一見地味だと感じるかもしれませんが、特にドラマ性が面白い部分。『源氏物語』を知って観ると、さらに面白いと思うので、事前に学んで頂くのもいいのでは」と提案。「今回の公演は、歌舞伎の古典であり新作。歌舞伎の魅力は古典にあり、多くの方に見て頂けるきっかけは新作にあります。日本人が忘れてしまった心の美しさ、心のマナー、人との付き合い方が、歌舞伎には大変良く含まれています。『源氏物語』という大変有名な作品をご高覧賜り、さらに古典も見てみたいと思って頂けたらと、歌舞伎役者一同が思っていると思います」とアピールした。

さらに今回、『源氏物語』の美しい世界を記憶にも記録にも長く残していただきたいと、ご来場の皆様へ非売品特製パンフレットをお渡しする。「まだ具体的にはご報告出来ないですが、実はパンフレットに加えてさらに用意していることがあります。無料でお渡しすることは冒険でもありますが、多くの方により参加して頂いた形をとりながら試みようと思っています」とその思いを明かした。

博多座公演の印象について聞くと、「第一章の博多座公演では、おかげさまでたくさんのお客様に観て頂きました。公演後、劇場横のお店でご飯を食べていると、『源氏物語』を見た3~4人の奥様方の声が聞こえてきて、『綺麗だったわね。でも海老蔵はもっと派手なものをやってもらいたいわ』と。それを聞いて、次は五右衛門にしようと決めました」と笑う。今回は難関の『源氏物語』なので気を引き締めてやります」と期待を込め、「福岡ソフトバンクホークスさんが強すぎて、優勝時期に重なると非常に盛り上がり、出掛けるのも困難になりますが、今回はオフシーズンなので、馬刺とアラとフグを堪能出来たらいいなと思っております」と博多ならではの楽しみも語った
  


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