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2017年12月10日

東芝の元社長・西田厚聡さん死去

東芝の元社長・西田厚聡さんが亡くなられた。
 2017年10月14日に亡くなられた西室泰三氏とともに、東芝の方々に、お悔やみ申し上げます。東芝が破たんした原因を何度もお作りになられた方々です。もっと詳しくお知りになられたい方には、
「テヘランからきた男 西田厚聰と東芝壊滅」小学館の一読をお薦めします。

 西田厚聡氏は、三重県出身。政治学者をめざして早大から東大大学院に進んだが、途中で学業を断念した。その理由は、イランから東大に留学に来た女性と結婚し、イランの現地資本と東芝の合弁会社に入社したのだ。
 その後、東芝本社に転じた後は海外営業畑を歩み、欧州や米国に駐在した。
 2005年に社長に就任すると、米原発メーカー、ウェスチングハウス(WH)の買収を決断。三菱重工業などと競り合い、54億ドル(当時で約6400億円)を投じて買収合戦を制した。そのWHは、東京電力福島第一原発事故以降、東芝の重荷となり、16年度には巨額損失を計上。WHは17年3月、米連邦破産法の適用を申請して経営破綻(はたん)した。東芝は債務超過に陥り、稼ぎ頭の半導体メモリー事業の売却に追い込まれた。
 09年に会長に就くと、後任社長の佐々木則夫氏とは対立を深めた。西田氏が率いたパソコン部門では不正会計が行われ、後の経営危機の遠因をつくることにもなった。15年に発覚したその問題で相談役を辞任。今年に入って胆管がんの手術を受けるなど療養生活を送っていたそうです。
東芝を壊滅させた男



さて、ここからが本題

実は、東芝の原発開発者に直接話を聞いたところでは、東芝とウェスティングハウスは核燃料の燃焼方法が違うので、ウェスティングハウスの技術は全く使えなかったいうことでした。これは買収前から開発チームには分かっていたことであり、開発チームは何故買収したのか分からなかった、とも言っているのです。日本のメディアが「東芝はウェスティングハウスの技術がどうしても欲しかった」と流していますが、そてはメディアが言っているだけの嘘です。ウェスティングハウスの技術は全く役に立っていません。騙されないでください。本当は東芝がアメリカの謀略にやられ、借金を押し付けられたのです。日本のメディアとメディアをそそのかした西室泰三氏はアメリカ第一主義の売国奴だということですと言っているサイトもあります。
すなわち、ウェスティングハウスの買収は、西田さんではなく、その前の西室泰三元社長が名前を売るために、行った買収劇だそうです。

西室泰三元社長は株式会社東芝代表取締役社長(後に代表取締役会長を経て、2016年4月時点で相談役)、株式会社東京証券取引所代表取締役会長兼社長、株式会社東京証券取引所グループ取締役会長兼代表執行役、日本郵政株式会社取締役兼代表執行役社長、ゆうちょ銀行取締役兼代表執行役社長、第33期慶應義塾評議員会議長、東芝名誉顧問等を歴任。東芝でウェスティングハウス・エレクトリック・カンパニーの買収により巨額損失を出し、その後に社長となった日本郵政の海外事業買収でも同様の巨額損失を出した。その経歴と実績から東芝内部では「東芝の闇将軍」、財界では「肩書コレクター」の異名をとる方です。

老舗の東芝も、変な奴にやられましたね。

web 担当  


Posted by リリー at 07:28Comments(0)ビジネスブログ
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